ドラックストアやネットでは、いろいろなメンズコスメが売られています。
スキンケアをしようと思っても、
高価なものや有名なものがやっぱりいい?
と悩む人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、男性も知っておきたい「洗顔料の選び方」をまとめてみました。
結論を言うと、
- 自分の肌質を見極める
- 洗顔料のタイプを知る
- 自分の肌に合う洗顔料選ぶ
この3つが大切です。
この記事を書いているぼくは、美容セラピストの妻に影響されてメンズコスメ好きになった30代。
いろいろなメンズコスメを試してレビューしています!
肌のことを考えるなら洗顔料は「自分の肌に合っているもの」を選ぶ
ところで、世の男性はメンズコスメを購入する際になにを基準に選ぶ人が多いかご存知でしょうか?
「ビジネスパーソン意識調査」というアンケートによれば、以下のような結果が出ているようです。
【スキンケア・ヘアケアの商品を選ぶ際に重視すること】
- 効果があること
- 自分の肌に合っていること
- 価格が安いこと
- 信頼しているブランド・あるいはメーカーであること
- 使い続けている商品であること
- 無香料であること
- 植物成分や漢方など天然成分でできていること
- 特にない
- 口コミ評価が高いこと
- 新製品であること
「効果があること」が堂々の1位。
そして「自分の肌に合っていること」が並び、
- 「価格の安さ」
- 「信頼しているブランド」
なども大きな購入動機になっているようです。
画像
メンズコスメ選びは、人それぞれの価値観に左右されます。
なので、一概に「こうやって選べ!」と言えるわけではありません。
でも、
- 大手ブランドの商品だから
- とにかく安いから
- 有名人が使っているから
といった理由で洗顔料を選んでいると、肌に合わない商品を使い続けて肌トラブルの原因になる可能性が無きにしもあらずです。
なので、もしもスキンケアを第一に考えるのであれば「自分の肌に合っていること」を優先して洗顔料を選んだほうが良いです。
おさえておきたい自分の肌質
そこでおさえておきたいのは、自分の肌質です。
きっと、
よくわからない。。。
と思った人は多いかもしれません。
実は人それぞれ背の高さや好きな食べ物が違うように、肌質もひとりひとり異なります。
サイズの合わない服はしっくりこないですし、嫌いな食べ物ばかり食卓に並んだら毎日が嫌になりますよね。
逆に、自分にピッタリ合う服は快適ですし、好きな食べ物が夜ご飯のときはテンションが上がります。
それと同じで、スキンケアをするなら、まずは自分の肌質を知って自分に合う洗顔料を使うことが大切です。
画像
知っておきたい3つの肌質をチェックしてみてください。
- 乾燥肌
- 脂性肌
- 混合肌
※肌質は「年齢」「生活習慣」「環境」などで変わると言われています。
10代のころは肌が脂っぽかったからと言って、ずっとそれが続くとは限りません。
今は肌がきれいでも、乱れた生活環境が続けば肌トラブルが多くなるかもしれません。
いずれにしても、「今」の自分の肌質を見極めることが大切です。
バリア機能が弱くトラブルも多い肌質『乾燥肌タイプ』
- 洗顔後に肌がつっぱる
- 肌がかさつくことが多い
- 粉をふくことが多い
- 肌がかゆい
- 肌が荒れやすい
こんな方は、乾燥肌タイプかもしれません。
乾燥肌は、肌の1番外側にある「角質層」と呼ばれる層の水分が少ないのが特徴です。
この角質層には、皮脂やセラミドなどがあって、
- 外側の刺激、紫外線などから肌をガードする役目
- 水分をとじこめて潤いを逃がさない役目
を担っています。肌を守るとても重要なバリア機能と言えます。
乾燥肌になると、このバリア機能が力が弱まり水分が逃げやすくなるので、結果としてさまざまな肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
つまり、毎日のスキンケアで、重点的に「保湿する」「潤いをプラスする」ということを心がけることが大切です。
乾燥肌が原因の肌トラブルとは!?
では、乾燥肌になると、どんな肌トラブルを引き起こしやすくなってしまうのでしょうか。
- 肌のかゆみ
- 肌のくすみ
- しわ・シミ
- 大人ニキビ
- 肌のひび割れ
など、様々なトラブルの原因になります。
肌質が乾燥肌になってしまうのはどうして!?
実は、メンズの乾燥肌は少数。なぜかというと、男性は皮脂分泌が盛んな人が多いので、どちらかというとテカりやすい、ベタベタしやすいなどの「脂性肌」のケースが多いからです。
乾燥肌の原因は、生まれつきの肌質(アトピー体質など)によるところが多いですが、不適切なスキンケアを繰り返すことで乾燥肌になっていることもあります。
- 洗顔のしすぎ(1日に何度も)
- 肌を強くこする
- 洗浄力が強すぎる洗顔料を使っている
などは注意必要です。
年齢的に30代以降は皮脂量も徐々に減るので、スキンケアを見直すことも大切になってきます。
男性に多くテカりやベタつきが気になる肌質「脂性肌」
- 肌がテカって脂っぽい
- 洗顔後もべたつく
- ニキビができやすい
- 毛穴がつまりやすい
こんな方は、脂性肌タイプなのかもしれません。
脂性肌の特徴は、なんといっても皮脂分泌が多いこと。男性の半分は脂性肌と言われていますが、その理由は、男性ホルモンが皮脂分泌を促進するからです。
男性ホルモンは、10代から20代にかけてもっとも出やすいので、この時期は皮脂も多くなるというわけです。
余分な皮脂が肌に多いと、
- 過剰な皮脂が浮き出てテカってしまう
- 毛穴づまりを起こりやすくニキビなどの毛穴トラブルに
- 肌のキメが荒くなり凹凸になりやすい
など、男性が悩む肌トラブルを引き起こしやすくなります。
しかし、「脂性肌=よくない」と一方的に決めつけるのは正しくないんです。
なぜなら、皮脂分泌が多いということは、裏を返すと肌のバリア機能が高いということだからです。
肌のバリア機能が高いと、当然肌トラブルも少なくなります。
ですから、日々のスキンケアで過剰になっている皮脂を落とす習慣をつけることが大切ですね。
脂性肌が原因の肌トラブルとは!?
脂性肌は、どんな肌トラブルの原因になってしまうのかも知っておきましょう。
- テカりやギラつき
- 毛穴のトラブル
- 肌のキメが荒くなる
- 肌のくすみ
- ニキビ
また、脂性肌の人は脂漏性皮膚炎(赤ら顔)とよばれる皮膚炎を引き起こすこともあります。
赤くかゆみがある湿疹が、皮脂分泌の多いところに出るので、心当たりがあるなら早めに皮膚科を受診してみましょう。
肌質が脂っぽくなるのはどうして?脂性肌の原因
先に書いたように、男性は半分以上が脂性肌。体質が原因で脂性肌になることが多いと言われています。
ですが、脂性肌が悪化して皮脂分泌が過剰になる理由もあります。
- 洗顔をしすぎている
- 保湿を全くしていない
- ストレスが多い
- 食生活のバランスが悪い
などがそうです。
テカりやベタつきを取ろうと1日に何度も洗顔すると、必要な皮脂まで取り除いてしまいます。そのうえ保湿をしないと、体は肌を守ろうとして皮脂分泌を過剰に行うので、かえって肌はテカってしまいます。
また、ストレスや食生活の乱れなど、生活環境が悪いと脂性肌になりやすいです。
- 肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れる
- 自律神経が乱れる
- 脂っこい食事が皮脂を過剰にする
など、生活スタイルは肌の健康とは切っても切り離せません。
脂性肌で健康的な肌を保つためには、
- 正しい洗顔・保湿をする
- 生活環境を改善する
など、基本的なスキンケアを生活に取り入れることが大切です。
Tゾーンは脂性肌なのにほかは乾燥肌!?「混合肌」
- ベタつく部分と乾燥する部分がある
- 口元や目元はカサカサなのにTゾーンは脂っぽい
このように、オイリーな部分と乾燥する部分がある場合、「混合肌タイプ」なのかもしれません。
混合肌は、名前の通り「乾燥肌」と「脂性肌」が混ざっている肌質です。
そのため、肌のゾーンによって適切なケアをしないと、「Tゾーンはどんどん脂っぽくなっていくのに、口元は乾燥してガサガサ。。。」という状態になってしまうかもしれません。
男性で混合肌になりやすいのは、女性で言う「お肌の曲がり角」に相当する30代以降。
皮脂の分泌が減る時期にそれぞれのゾーンで差が出やすくなるのが原因、と考えられています。
混合肌のメンズが気をつけたいこと
混合肌は、
- 乾燥気味なゾーンは乾燥肌対策
- テカリ気味なゾーンは脂性肌対策
というようにゾーンに分けてスキンケアをすることが大切です。
基本的には、乾燥しやすいのが
- 目元・口元
- 頬
- 脂っぽくなりやすいのが
- Tゾーン
- あごまわり
です。
洗顔は、さきにTゾーンやあごまわりに泡をつけて洗浄力をコントロールしたり、頬や目元・口元には保湿力の高い乳液などを使う、などの細かなケアをするのがおすすめ。
先ほど「脂性肌の原因」の部分で書いたように、生活環境を見直して肌のターンオーバーや自律神経が乱れないように気をつけることも大切です。
洗顔料の代表的な4つのタイプ「固形石鹸」「洗顔フォーム」「泡」「粉末」の特徴を知る
「でも、自分の肌に合う洗顔料って言っても、そもそもどれが合うかわからないんだけど。。。」
こんなふうに思った人、多いはずです。
そうなんです。洋服を買いに行くときはお店で試着ができますが、洗顔料はお店で試してみるわけにもいきませんよね。
さらに、洗顔料などのメンズコスメは、1〜2ヶ月使ってはじめて効果を実感できるものも多いです。
なので、「本当に自分の肌に合うかどうかは使ってみないことには分からない」というのが正直なところなんです。
ただ、それだと「洗顔料迷子」になってしまいますよね。
そこでおすすめなのが、まずは洗顔料の代表的な4つのタイプ「固形石鹸」「洗顔フォーム」「泡」「粉末」の特徴を知って、そのうえで自分の肌質に合うものを選んでみることです。
洗浄力が高い「固形石鹸タイプ」
固形タイプの洗顔料の特徴は、以下のような特徴があります。
- 洗浄力が高い
- 余計なものが含まれていないことが多い
- 使い方によっては長持ち
一般的に固形タイプは、洗浄成分に天然の「石けん成分」が使われているため洗浄力は強め。
余計なもの(添加物など)が入っていないので、肌の負担・トラブルが少なく使い続けることへの安心感は高いと言えます。
また、ついつい出しすぎる液状や泡タイプに比べると、量をコントロールしやすいのは利点です。
持ち運びはしにくいので、旅行や出張などが多いと不便かもしれません。
とくに、「脂性肌」「混合肌」タイプの肌質の方に合っていると言えます。
保湿成分などが期待できる「洗顔フォームタイプ」「泡タイプ」
洗顔フォームや泡タイプの洗顔料の特徴は、以下のような特徴があります。
- 洗浄力は商品によってまちまち
- 保湿などの成分が含まれていることが多い
- お風呂場や洗面所でも使いやすい
一般的に洗顔フォームや泡タイプの洗浄成分には、いろいろな「界面活性剤」が使われています。
そのため、洗浄力が強いものもあれば弱いものもあり、バラエティー豊かと言えます。
余計なものが入っていない固形タイプに比べると、保湿成分や肌に良いとされる成分を配合していることもあり、潤いを気にする方におすすめ。
容器に入っているので、お風呂場や洗面所で使いやすいのはもちろん、旅行などへも持ち運びやすいのが利点です。
商品によって、「乾燥肌」「混合肌」「脂性肌」とオールマイティーに対応していると言えます。
洗浄力が弱くやさしい「粉末タイプ」
粉末タイプの洗顔料の特徴は、以下のような特徴があります。
- 洗浄力は弱め
- 肌にやさしい商品が多い
- 泡立ちはしにくい
パウダー状の洗顔料は、洗浄力は弱め、そして肌にやさしい商品が多いのが特徴と言えます。
そのため、乾燥肌や敏感肌など、「肌が弱い方」におすすめできるタイプと言えます。
洗顔料のタイプと自分の肌質がマッチした洗顔料を選んでみる
さてここまで、代表的な4つの洗顔料のタイプをお伝えしてきました。
最後にわかりやすく「洗浄力の高さ」順に並べると、
- 固形石鹸タイプ
- 洗顔フォーム
- 泡
- パウダー
という順番になります。
脂が気になる「脂性肌」の方は、「固形石鹸タイプ」、顔がカサついたり敏感肌の方は「パウダータイプ」という感じですね。
お伝えしたように「洗顔フォーム」は、洗浄力の強さに幅があるので、商品によってまちまちなことも押さえておくと良いですね。
洗顔料や化粧水選びでお悩みではありませんか?
様々なメンズコスメをレビューしている管理人が
- 泡立ちが良いか
- 肌に優しい成分を配合しているか
- 保湿力は高いか
- パッケージデザインが優れているか
を基準に、メンズ洗顔料&化粧水を3つ厳選しました。
本当におすすめできる商品をまとめたのでチェックしてみてください!